注目度急上昇の「サチャインチナッツ」
今話題の必須脂肪酸オメガ3が摂れる食品が注目されていますが、その中でも注目度が急上昇しているのが「サチャインチナッツ」です。
サチャインチナッツ? あまり聞きなれないと思いますが、一体どんな食べ物なのでしょうか?
サチャインチナッツとは何?
サチャインチは学名・プルケネティア ・ボルビリス(Plukenetia volubilis) トウダイグサ科の多年生植物です。
熱帯南アメリカおよびカリブ海諸島が原産で、現在は東南アジアで多く栽培されています。
つる性植物で高さ2mまで成長し、多年生植物のため生命力が強いのが特徴です。なかには70年以上実をつけるサチャインチも発見されているそうです。
もうひとつ大きな特徴は、緑の星型の実をつけることです。
実が熟すと茶色に変化し、星の膨らみに入っている約2cm前後の種が取り出せます。
その種をローストしたものが「サチャインチナッツ」です。地域によって「インカナッツ」「インカピーナッツ」、「グリーンナッツ」、「インカグリーンナッツ」、「アマゾングリーンナッツ」などとも呼ばれています。
サチャインチはインカ帝国を支配していたケチュア族のケチュア語で Sacha(木)Inchis(ピーナッツ)から来ているそうです。
サチャインチナッツの栄養
サチャインチナッツは、他のナッツと比べて糖質が低いこと、天然のビタミンEを多く含み、良質の脂肪が酸化しにくいことがあげられます。
そして身体にとって必要なαリノレン酸というオメガ3脂肪酸が多量に含まれているのが特徴です。
この「α-リノレン酸」は体内で合成することができない必須脂肪酸であり、皮膚や粘膜の機能を強くして細胞を正しく機能させる作用があります。
α-リノレン酸には、アレルギーの原因物質といわれるリノール酸の過剰摂取による影響を抑制してくれる抗アレルギー効果があります。
インカ帝国の墓から発掘された容器にサチャインチが描かれていることから、南米ではインカ帝国の時代から貴重な栄養源として活用されていたのではないかといわれています。
気になるお味は? サチャインチナッツの食べ方
ピーナッツよりも食感が固めサクサクしていて、少し青臭いです。
私の個人的な意見では豆のような味で食べやすかったですが、確かに多少のクセがあるので、まずいと感じる方もいるかもしれません。
噛めば噛むほど味が出てきます。
1日10粒ぐらいで、必要なオメガ3が摂取できるそうです。
お召し上がり方は、そのままお召し上がるのはもちろんOK!
苦手な方は他のナッツと混ぜたり、砕いてサラダ等に混るのもよいでしょう。
パン生地やクッキー生地に混ぜて焼くのもいいかもしれません。
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