様々な炎症に効く亜麻仁オイル
人間の体を癒すための炎症反応
転んでケガしたら痛いと感じる、風邪をひいたら熱が出る、殴られたらタンコブができる、これらはどれも『炎症』です。
炎症という反応は人間の体が傷ついたときに、その傷を治そうとして起こる反応です。
炎症が起こること自体は人体にとって必要なことですが、炎症が長く続いてしまうと別の弊害があらわれてしまいます。
炎症の反応が慢性的になると、関節炎・自己免疫疾患・喘息などの病気につながります。
また、よく耳にするアレルギー反応とは、入ってきた物質に対して、体が過剰に炎症反応を起こしている状態のことです。
亜麻仁オイルを摂ることで、これらの不必要な炎症を抑えることができるといわれています。
炎症を促進するオメガ6脂肪酸と、抑制するオメガ3脂肪酸
体内で炎症を起こすときに活発に働くのがオメガ6脂肪酸という成分です。
上で書いたように、炎症反応は人間にとって必要な反応ですから、オメガ6脂肪酸も体に必要な成分ですが、豊富にありすぎると炎症がおさまりにくくなり、逆に悪影響が出てきます。
亜麻仁オイルに多く含まれているオメガ3脂肪酸は、オメガ6脂肪酸とは逆に、炎症反応を抑えるときに働く成分です。
体内にオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸がバランスよく内在していれば、炎症は慢性的になりにくいといわれています。
しかし、現代の日本人の生活ではオメガ6脂肪酸が過剰になり、オメガ3脂肪酸が不足しがちになっています。
この不足しているオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいるのが亜麻仁オイルというわけです。
炎症を抑えることで改善するドライマウスやドライアイ
ドライマウスやドライアイの原因の一つは、シェーグレン症候群という自己免疫疾患です。
シェーグレン症候群は、唾液を分泌する唾液腺や涙を分泌する涙腺に慢性的な炎症が起きることで、唾液や涙の分泌が低下して、口や目が乾燥してしまう疾患です。
この原因も炎症ですから、オメガ3脂肪酸を多く含む亜麻仁オイルを積極的に摂ることで症状の改善が望めます。
亜麻仁オイルはドライマウス・ドライアイに悩んでいる人にも、助けになるかもしれません。
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