体にいいココナッツオイルでクッキーは作れないのかな?
サクサクしたクッキーは大好きだけど、バターをたっぷり使うとカロリーが高くなるし、何よりバター不足で値段が高い!体にいいココナッツオイルで作れないかなと思い、研究してこのレシピが完成しました。
単純な置き換えではうまくいかない・・・
バターの分量そのままで置き換えると、いくら焼いてもサクッとならず、うまくできませんでした。
ココナッツオイルを使ったクッキーは、普通のクッキーのように、油脂をたくさん入れればいれるほどサクサクになるわけではありませんでした。
どうすればうまくいくのか・・・
着眼点は、バターとココナッツオイルのカロリーの違いです。
ココナッツオイルのカロリーは、バターよりショートニングに似ていました。([100gあたり]バター:745kcal ショートニング:920kcal ココナッツオイル:920kcal)
そのことから考えついたのは、重さがバターより軽いことです。
なのでバターの分量で置き換えてしまうとサクッと軽くならず、オイリーになってしまいます。ポリポリサクサクとしたクッキーを目指していたので少しずつ減らして試作して、この分量にたどり着きました。
バターとココナッツオイルの違い
バターのように、砂糖と合わせて空気を含ませながら混ぜるいうことができないので、ベーキングパウダーを少し入れることでサクッと感をアップさせました。
冷やすとカチッと固まるという性質から、バターを使ったクッキーのように作ることが難しく、卵と合わせる作業が大変ですが、型抜きするときに軽く冷やすだけでダレにくくやりやすいメリットがあります。
クッキーを作る際、アーモンドプードルを入れると風味が良くなるといいますが、ココナッツオイルを使うことで、バタークッキーにはないコクと濃厚さが出ます。
ココナッツオイルビスケットの作り方
材料
薄力粉 | 200g |
卵 | 1個 |
粉砂糖 | 60g |
ベーキングパウダー | 2g |
塩 | ひとつまみ |
エキストラバージンココナッツオイル | 50g |
作り方
- ボウルに固まったココナッツオイルと粉砂糖を入れ、混ぜる。
- お湯やレンジでオイルが溶けるまで熱する。
- 溶けたらよく混ぜ、粉砂糖を溶かし、人肌になるまで冷ます。(氷水NG!)
- 3に溶いた卵を少しずつ加えてその都度よく混ぜる。オレンジ色でトロッとなめらかになればOK。
もしなめらかにならず、ポロポロとココナッツオイルが固まってしまいざらっとしていたら、40度前後のお湯で湯煎し、溶けるまで混ぜる。(熱すぎるのはNG、卵が固まってしまう) - 薄力粉、ベーキングパウダー、塩を合わせて4にふるい入れ、さっくりと混ぜる。
- 少し粉っぽさが残る程度でやめ、ラップの上に移し、2、3回折りたたむようにまとめる。
- 厚さ約5mm伸ばし(厚めがオススメ)、冷蔵庫で10分ほど冷やす。
- クッキー型で抜く。余り生地はもう一度伸ばして抜く。
- 天板にのせ、180度のオーブンで10~15分ほど焼く。(オーブンにもよるので様子を見ながら加熱してください。)
レシピ考案者
あっちゃん様(第1回レシピコンテスト作品)
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